2013.03.18

スタッフ記⑧〜2年目の気仙沼に思う〜

あれから2年になりましたが、2年の長さって正直よく分かりません。去年はまだ仙台で生活しながら月に1度は帰って来てて、その度に新しい変化があって、外灯が出来たなとか、あのお店こっちに移って営業再開したなとか、気づけました。気仙沼に戻って来て約半年。更地になって土埃がまう道路を走ると、やっぱりまだ泣けてきます。地震で壊れたとこは直せばいい、でも津波にやられたり燃えてしまったところは簡単じゃない。2年経っても、ってところです。

あとこればっかりは何年経ってもどうにもならないのが、亡くした人にもう会えないこと。大人になって生活が変わって会えなくなるのは仕方ないけど、もう偶然にも会えない、見かけることも出来ないのが一番辛いです。

でも色々そう思うのも、生きてるからなんですよね。あの時の状況や亡くなった人達、あとこれからのこと、全部ぜーんぶを忘れないためには生きるしかないんです。生きてたことに改めて感謝!2回目のヒカリの柱を見ながらそう感じました。(Fumika)